脂肪吸引での腫れ・痛みなどのダウンタイムについて解説。術後のくわしい流れや、痛みを抑える麻酔方法などについて紹介しています。
脂肪吸引をする際に気になるのが、治療後の痛みや腫れがどのくらいあるかということ。今までついていた脂肪をたった数時間で吸引するわけですから、多少の痛みや腫れは生じるものです。
これらの症状がおさまるまでの期間を「ダウンタイム」と言い、手術を受けた後は主にこのような流れで症状が回復していきます。
痛みや腫れが出るピークは、約1週間ほど。その間はなるべく安静にして過ごし、シャワーは患部をこすらないように軽く浴びる程度がおすすめです。
抜糸をした後からは徐々に症状が落ち着いてくるため、全身の入浴、軽い運動など、ほぼ通常通りの生活に戻ることができます。
人によっては軽いむくみが続くこともあり、完全に症状が落ち着くまでのダウンタイムは、約1~3ヶ月ほど見ておくと安心です。
中には、麻酔や手術自体の痛みに不安を感じる方も多いですよね。通常、脂肪吸引では「硬膜外麻酔」という特殊な麻酔を使うことで、施術の最中の痛みは完全にシャットアウトすることができます。
ただし、通常より太い針の注射のため、恐怖を感じる人も多いよう。その際には、痛みと恐怖の両方を克服できる「静脈麻酔」がおすすめです。点滴をとる際に一瞬チクッとしますが、あとは眠っている間に手術が終わってしまいます。
麻酔免許を持っているところや専門医がいるクリニックなどでは、静脈麻酔による治療が受けられますので、カウンセリングの際にぜひ伺ってみてください。