美容外科で行う小陰唇縮小術や膣縮小術などの女性器の整形。婦人科形成に関するQ&Aを紹介しています。
婦人科形成は、女性器の整形に関する施術全般のことを指します。施術は、一般的に美容外科や形成外科などで行われることが多いですが、婦人科でも行われています。
「デリケートゾーンに関する不安を解消したい!でも施術って痛くないの?」そんな不安を解消するために、施術に関する疑問をQ&A形式で紹介しています。
小陰唇縮小術は、生理中の施術が可能です。しかし、局部を清潔に保つためにも女性器の整形は、生理中に行わないのが無難でしょう。施術は、生理後から「生理予定日の約10日前」に行うことをオススメします。
施術は麻酔を使用して行うため、痛みを感じることはありません。麻酔は、主に局所麻酔、または静脈麻酔を使用しています。局所麻酔は痛みを緩和させ、意識を失わずに施術します。静脈麻酔の場合は、麻酔によって眠っている間に施術を行ってくれるのです。
施術内容にもよりますが、痛みが心配な方には麻酔クリームやテープ麻酔、硬膜外麻酔などで対応してくれます。
女性器の施術は、膣の働きには影響しません。
ちなみに、膣縮小術は、子宮よりもっと手前にある、膣の入口の粘膜や筋肉を調節するものなので、出産とは無関係の施術法になります。
また、出産によって膣が緩むことがあるので、産後に施術を受ける方も少なくありません。膣縮小術は、出産前に施術を受けていても、再度、産後に施術できます。
個人差はありますが、術後に多少の痛みを感じる方がいるようです。そういった場合に備え、クリニックでは痛み止めを処方してくれます。なかには「それほど痛くなかったので、結局、痛み止めを使わなかった」という方もいます。
クリニックでは、術後の経過を診てくれます。通院回数はクリニックによってさまざま。施術に溶ける糸を使用している場合は、通院回数が少ないですが、抜糸する場合はその分、通院回数が増えます。
施術はメスでの切除手術なので、傷口はすぐに完治しません。そのため、1週間ほど少しの出血があるようです。この場合、生理用ナプキンやガーゼなどで対応します。
1~3ヶ月経過すると、傷跡は目立たなくなってきます。
デリケートゾーンの施術だけに、術後の傷口には気を遣ってあげる必要があります。
施術を受けた方の中には「安静時に痛みは無いけど、触ると痛みを感じる」方もいるのだとか。念のため、傷口が改善してくる約1ヶ月後まで性交渉は控えるようにしましょう。
この期間を過ぎれば、傷口は気付かれにくくなってきますよ。