近年、豊胸整形手術に導入され始めたバイオ・アルカミド注入法。
従来の人工乳腺法(バッグ挿入法)や脂肪注入法、ヒアルロン酸注入法に加えて第4の豊胸術とも言われます。
バイオ・アルカミド注入法は、もともと顔の整形に利用されていた方法です。鼻や顎の形を少し整えるプチ整形の一種でした。
ところが最近では、これを豊胸手術に利用する手法も生まれてきました。
施術時間も短く、プチ豊胸の一種とも言われますが、その効果は半永久的ということで、じわじわと人気が出てきています。
EUの安全性認定も受けており、今後ますます拡大していく豊胸手術になるでしょう。
バイオ・アルカミド注入法のメリットは、他の注入豊胸手術に比べて、効果が長いということです。
体内に入れることによって、周囲にコラーゲンの膜が生まれ、この膜の働きでバイオ・アルカミドが体内に吸収さるのを防ぎます。効果が半永久的に続くという理由です。
また、その成分自体が副作用を起こすことはありません。安全性も非常に高いということですね。
一方でデメリットは、費用の問題です。他の注入豊胸手術に比べると、費用は高額になります。
ただし、半永久的な効果を前提とした場合、一時的な費用はかさんでも長期的に見た場合に、必ずしも割高とは言えません。
また、認知度が低いというデメリットもあります。そのため、扱っているクリニックがまだ多くありません。
施術自体は比較的短時間で終わります。
バイオ・アルカミドは、ヒアルロン酸などに比べると硬い物質のため、体内に注入すると痛みを生じます。
施術では麻酔を使いますが、しばらくの間は痛みが続くこともあります。
もちろん痛みが永久に続くものではないので安心して下さい。
料金は、クリニックによって安定していないのが実情です。
メーカーによる料金の違いもありますが、やはり、まだ扱っているクリニックが多くないのが、不安定な料金相場の理由でしょう。
1cc単位での料金になりますが、安いところでは20,000円程度、高いところでは200,000円程度と10倍ほどの開きがあります。これに施術料も加わります。