プチ整形「ヒアルロン酸注入」に関する不安や疑問をQ&A形式でわかりやすくまとめました。
効果はすぐ実感できる?いつまで持続する?など、気になる悩みを解消しましょう。
ヒアルロン酸注入のメリットは、即効性とお手軽さです。
ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出された、筋肉の動きを麻痺させる働きのある成分のこと。これを注射によって筋肉に注入することで、シワを寄りにくくしたり、顔やボディを引き締めることができます。持続期間は約6ヶ月ほど。
一方、プラセンタは胎盤から作られる薬品として有名で、美肌や健康の維持・女性ホルモンの働きを整えるなどの効果があります。治療後10分で効果を実感する即効性がありますが、持続期間は2~4週間と短いです。ヒアルロン酸とは働きも成分も違います。
ほとんどの場合、メイクは当日からOKなので、周りにバレずに治療できた、という人も多いようです。
注射や点滴と言えど、安全かつ効果がある治療を受けるには、医師の熟練した技術が必要不可欠です。
とくに、ヒアルロン酸注入のような整形と同様の効果があるメニューは、担当ドクターの腕によって仕上がりが決まるもの。傷跡が残るなどのトラブルを防ぐためにも、クリニック選びは慎重に行ってください。
ヒアルロン酸を注入することで皮膚が伸びてしまうということはありませんし、急になくなってしまうということもないので、ヒアルロン酸の注入によってたるみが悪化することはありません。
ただ、ヒアルロン酸が抜けるまでの間に肌の老化が進んでしまった場合は、老化によるたるみと並行して、さらにたるんだように見えてしまうことはあるかもしれません。
ヒアルロン酸には、大きく分けると関節の治療に使用するためのものと、美容整形に使用するものがあります。
これらは吸収の速度が異なり、関節の治療用のヒアルロン酸は吸収される時間が早いのに対し、美容整形用はゆっくり吸収されるように加工してあるため、効果が持続します。
痛みの感じ方には個人差がありますが、注射で注入するので少なからず痛みは感じると思われます。
痛みを強く感じやすい、ほうれい線まわりや唇、鼻などはしっかり冷やした上で麻酔を施してから注入することもできます。
ヒアルロン酸注入はいつ行っても問題ないので、足りないと感じたらその場で追加することも可能ですし、同日に複数箇所の注入をすることもできます。
人に気付かれないように行いたいという人は、こまめに少しずつ注入することも可能です。
ヒアルロン酸は少しずつ体内に吸収されていくので、半年ほどでその効果がなくなってしまいます。
効果をずっと継続したいということであれば定期的に続ける必要がありますが、継続しなくても肌に影響が出るということはないので、必ずしも継続しなければならないというものではありません。
ヒアルロン酸はもともと体の中に存在する成分なので、注入することで副作用を起こすということはありません。
アレルギー症状が出る可能性もほとんどないので、安心して受けていただけますし、継続して行っても副作用の心配はありません。
ヒアルロン酸を入れすぎてしまったときは、専用の溶剤を注入し、分解させることができます。
溶剤を注入後3時間ほどでヒアルロン酸は溶けてなくなりますので、入れすぎてしまっても元に戻すことは可能です。
ヒアルロン酸注入は、体に強い影響を及ぼすものではないので、何歳からでも始めることができます。
シワが気になり出す年齢は個人差があり、40代くらいから気になりだしたという人もいれば、20代から気になっている人もいますので、いつ始めても大丈夫ですが、顔全体にヒアルロン酸注入を行うのは、40代以降がよいといわれています。
特にありませんが、治療後肌に赤みが出た人は、当日の入浴では湯船に浸かることは避け、シャワーで済ませることが望ましいです。
そのほか、スポーツなどをしていただいても問題ありませんし、大きな制限はありません。
妊娠中の方や、授乳中の方は治療できません。
妊娠の可能性がある人も、避けたほうがよいでしょう。
ヒアルロン酸注入の治療に性別の制限はないので、もちろん男性でも治療できます。
参考:『Q&A』城本クリニック