施術の1つとして、ヒアルロン酸を使って豊胸をする方法があります。ヒアルロン酸は安全で安心、そして気軽にできるということもあり、人気が高まっている施術です。実際にヒアルロン酸を使って行う豊胸施術はどんなものなのか、メリットやデメリット、そして体験談もチェックしておきましょう。
豊胸施術の中で、ヒアルロン酸を使った施術は「プチ整形」といわれています。ヒアルロン酸を少しずつ胸に注入していく方法で、量を調節しながら豊胸できるため、理想のバストが実現しやすいでしょう。左右の大きさを整えたい、下垂してしまったバストにハリを与えたい、といった悩みにも対応でき、大きくするだけでなく形の整ったバストを手に入れることができます。
ヒアルロン酸は様々な美容医療で用いられていますが、豊胸で使用するヒアルロン酸は分子が大きいものを使用します。そのため、体内に吸収されにくく持続性も期待できます。また、ヒアルロン酸は元々体内にある成分なので、安心して注入できる点も特徴です。
注射器で、直接バストの内部(乳腺と胸筋の間)へヒアルロン酸を注入していきます。施術跡は注射の針の跡は残ってしまいますが、かなり小さく、そして目立ちにくいように注入していくのでほとんど気にならなくなります。
クリニックによっては、エコーを使いながら正確に、そしてバランスよく注入する方法を用いています。
大がかりな手術は必要なく、注射針で注入するだけです。大きな傷跡も残らず、その日中に帰宅もできます。ダウンタイムもほぼなしで、翌日からデスクワーク程度の活動は可能です。
少しずつ必要な分だけヒアルロン酸を注入していくため、量も調整できます。理想通りのバストを手に入れやすいでしょう。
ヒアルロン酸は元々体内にある成分で、アレルギー反応は起こさないとされています。しかし、稀ですが異物として認識されることがあり、ヒアルロン酸の周りにコラーゲン繊維が形成されてしこりができてしまいます。特に、一度に多くのヒアルロン酸を注入すると起こりやすいです。また質の悪いヒアルロン酸を使用した際もしこりになりやすいといわれています。
手術を行った際に、細菌が体に入ってヒアルロン酸の周りで炎症を起こす可能性があります。
ヒアルロン酸での豊胸施術を終え、触ってみると意外と硬い…と感じる人が多いです。ボリュームアップのために吸収しづらい分子の大きなヒアルロン酸を使っているため、シリコンジェルに近い硬さがあります。
ヒアルロン酸は吸収しづらいものを使うといっても、次第に吸収されていきます。大体半年~2年をかけ、少しずつ小さくなってしまいます。急な変化はありませんが、豊胸施術を受けた直後のようなサイズは長持ちしません。
一度に多くのヒアルロン酸を入れてしまうと、しこりができるリスクが高まります。そのため、クリニックによっても違いますが、おおよそ200㏄が限度です。それ以上のボリュームアップは望めません。