美容外科で受けられる「ワキのレーザー脱毛」の特徴について解説。治療費や注意点も紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
クリニックで行なう脱毛は、毛が発毛と脱毛を繰り返すサイクル「毛周期」の影響によって、一度の処理でキレイにすることができません。毛周期とは大きく分けて「成長期」「退行期」「休止期」という3つの期間に分類することができます。
レーザー脱毛は毛周期の中でも、毛も毛根も元気な状態の「成長期」にレーザーを当てることで効果が倍増。逆に、毛の成長が止まっている「退行期」や「休止期」にレーザーを照射しても効果が期待できません。そのため、施術後に期間を空けるのは毛周期のサイクルにあわせて効率よく脱毛するのです。ですから、ワキのレーザー脱毛は通常1年くらいの期間の中で、5~8回の施術をする必要があると言われています。
しかし、あとから数本生えてきたり、全体的にうっすら残っていたりと、人によって効果もさまざまですので、必ずしもその回数で完了するとは限りません。また、ワキ毛が無くなったことにより、それまで気づかなかったワキ汗の量が気になるということもあるようです。
現在のクリニックで使用されている機器は、安全性が高いと認知されている「アレキサンドライトレーザー」が主流です。レーザー光で毛にダメージを与えることにより、毛根が抜けて毛穴が閉じます。そのため、カミソリで剃ったあとのようなツブツブが無くなりツルツルでスベスベな肌に変化するのです。
実際に自分で処理をするといっても、脱毛クリームはお金がかかります。さらに抜くのは痛いし、生えてきたら抜くの繰り返し。カミソリで剃ると肌が荒れる原因や怪我をすることだってあります。レーザー脱毛は永久性が高いので、面倒な自己処理から解放されることも嬉しいですね。
また、ワキは他の部位に比べて毛が密着しているため、ワキ毛に汗や小さなゴミが付着し、雑菌が繁殖しやすいといった特徴があります。雑菌が繁殖すると汗の成分を分解して変異させてしまうので、悪臭の原因となってしまうのです。脱毛をすることで雑菌の繁殖を防ぐことができ、臭い対策も楽になるというメリットがあります。